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ニノチカ



ソヴィエト連邦商務局から、3人の使節がパリへ派遣された。

初めて見るブルジョア国の贅沢さに肝を潰したが、ソ連が帝政貴族連から没収した貴金属類売却の使命を果たしに取り掛かった。

これを知ったのがホテルボーイになっている、かつてのスヴァナ伯爵夫人の侍僕だったラコーニンである。

彼の注進で宝石奪還を謀る伯爵夫人は、愛人のレオンに一切を任せた。レオンは3使節をまるめ込み、軟化させてしまった。

この状報にソ連本国では、特別全権使節を派遣したるこれが赤ん坊の時から共産主義をたたき込まれた模倣党員ニノチカな女史である。

早速軟化した3姿勢使節をしめあげ、宝石の処分に掛かった。

その夜、レオンは妙な美人に街頭でトンチンカンな質問を受け、笑いを忘れたかにこりともしない彼女に興味を持った。

エッフェル塔に案内すると、彼女を自分のアパートに伴い、名も知らぬこの美人とキッスを交した。

そのラブシーンの最中、ブルジアノフから電話が掛かり、彼は初めて女がニノチカであることを知った。

レオンも宝石争奪戦の敵ではあるが、1女性としてのニノチカを熱愛するに至った。

それを知った伯爵夫人は、ニノチカがパーティで泥酔した夜、ラコーニンに宝石を盗ませた上、翌朝ニノチカを訪ね、レオンから手を引けば宝石を返すと申し出た。

使命に覚めたニノチカは、その申し出を受諾し、急ぎ宝石を処分して、同志3名を伴いモスクワへ帰った。



ある日ニノチカは商務長官に呼ばれ、かつて彼女と共にパリへ行った3人が、任務を怠っているから監督に行けと任命された彼女がイスタンプールに着くと正装した3人が待っていた。

3人共ソ連を亡命してこの地に料理店を開いているのである。ニノチカの前にレオンが現れた。

あなたが僕のものにならないなら、あなたが僕のものになるまで、世界中のソ連商務館を料理店にしてしまうつもりだとレオンは言った。

それを聞くと、今はやむなしとニノチカはレオンの胸に抱かれた。

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